INLINEPIG
インラインピグ
INLINE PIG
インラインピグとはパイプ設備内の製品回収を目的とした歩留り向上システムです。
日阪プロダクツでは独自の技術力で製品回収率95%以上を実現します。
日阪プロダクツでは独自の技術力で製品回収率95%以上を実現します。
PRODUCTS CATEGORY
ピグ製品一覧
構造、特徴
①アクチュエータ:機構部品を組み合わせて、バルブ駆動を行う部分
②バルブヘッド:バルブ駆動時の開閉が確認できる近接センサーや電磁弁が搭載されている電装部分
③磁気センサー:バルブボディ内にマイクロエッグの有無を確認
④バルブボディ:流体が流れる通路
⑤マイクロエッグ:残液を押し出すピグ玉
ピグ回収とは配管内の製品をピグ玉で押して回収する方法で
ゴム製ピグを使用するのが一般的である
ゴム製ピグの問題点
→日阪プロダクツ製インラインピグシステムにより問題点を解消
- ゴムの劣化、搔き取り・剥離による異物混入
→ピグ玉はPTFE製、異物混入の要因を大幅減 - ゴムの膨潤による詰まりの発生(ピグが行方不明)
→配管に対し僅かなクリアランスがあり詰まりがなく、ピグ玉には磁石を内蔵し位置検知が可能 - 生産時・CIP・SIP時のピグ玉の取り出し
→インラインのまま全ての操作が出来るので殺菌工程以降でも使用が可能 - ピグを無理やりせき止めてキャッチするのでピグの損壊を誘発
→マイクロポッドによりピグ玉キャッチ時の負荷を大幅に軽減
日阪プロダクツインラインピグシステムの特徴
- マイクロエッグの材質はPTFE製で、耐熱性・耐薬品性・着香性に優れ、異物混入対策にも効果がございます。
- 独自の衝撃吸収機構によりマイクロエッグの破損を防ぎます。
- 生産時、マイクロエッグを取り出すことなく生産が可能であり、CIP/SIPにも対応しています。
- マイクロポッド内にマイクロエッグが入った状態でも配管と同等以上の断面積の経路を確保
- CIP時の洗浄不良も無し
- SIP可能でドレン溜まり無し、ダイアフラム型のストッパーを採用し、アセプティック対応
- マイクロエッグにはマグネットが内蔵されているため位置検知が可能
日阪プロダクツのインラインピグシステムは異物混入やピグ玉が配管詰まるなどのリスクを大幅に軽減し安全に製品回収が行えます。大気開放にならない為、殺菌後工程以降でも採用実績が御座います。
基本仕様(マイクロポッド)
呼び径 | ||||
---|---|---|---|---|
1.5S | 2.0S | 2.5S | ||
使用圧力範囲 | -0.1~0.5MPa 流れ方向に無関係 |
|||
シリンダ作動方式 | 単動型NC(逆作動) | |||
シリンダ操作圧力 | 0.4MPa~0.7MPa | |||
シリンダ外面露出面材質 | SCS13(SUS304相当) | |||
インジケータ | 上部シャフト、ヨーク部 | |||
ボディ材質 | SCS16(SUS316L相当) | SUS316L | ||
ボディ接液部表面処理 | バフ#400仕上げ | |||
ダイアフラム材質 | PTFE | |||
ボディ内耐圧 | 1.05MPa | |||
使用流体温度 | -10~+151℃ |
基本仕様(マイクロエッグ)
呼び径 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
1.5S | 2.0S | 2.5S | ||||
センシング方法 | 磁気 | |||||
材質 | 接液部 | PTFE | ||||
非接液部(内蔵部) | サマリウムコバルト磁石 | |||||
耐圧 | 1.05MPa | |||||
耐薬品 | 一般PTFEと同等 | |||||
回収可能流体 | 各種液体(粉体、気体など液体以外のものは回収できません) | |||||
使用流体温度 | -10~+151℃ |
プラントエンジニアリングを含めたトータルなご提案
- ピグシステムをプラントエンジニアリングで総合的にご提供します。
装置単品納入も可能です。